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  • 2012.09.27 Thursday
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ヤーレスジーガー展覧会 (6)



Siegerklasse Rüden gestromt
  

Offeneklasse以降はカタログどおりの進行ではなかったので、ここではクラス別にわかりやく書いておきたいと思う。
Siegerklasseというと、名前どおりここからジーガーとジーゲリンが決められるような一番高いクラスのように聞こえるが、実はそれらが決定されるのはGebrauchshundklasse(作業犬のクラス)で、このクラスは生後15ヶ月以上のタイトルを持っている犬たちが審査される。タイトルというのは各国々のチャンピオンタイトルであったり、Klubsieger、VDHチャンピオンなど様々であるが、訓練資格の有無は問われない。(Gebrauchshundklasseには訓練資格がないと出られないが、Siegerklasseには訓練資格をたとえ持っていても出ることができる。)




Pollux Canine Boxer Aroso / Siegerklasse Rüden gestromt V1

遠路はるばるやってきた日本人にカメラ目線でサービスしてくれたのはノルウェーのPollux Canine Boxer Aroso。去年のヤーレスジーガー展当時は4歳と3ヶ月の彼、これまでにノルウェーはもとよりデンマークやスウェーデン、そしてドイツの審査会で精力的に活動をしているようだった。ヤーレスジーガー展は2007年のJunghundklasseより出陳され、2008年と2009年はSiegerklasseでV2、V1の成績を残し、そしてこの年2010年も同クラスで2度目のV1を獲得した。つまり3年連続Siegerklasseに出ているということになる。本来ならば1年でGebrauchshundklasseへ引き上げたいところだろうが、こうして時間をかけた(かかった)のはオーナーの訓練に対する熱い思い入れもあってのことだろうと推測する。このクラスに出陳された犬の情報を見てとれることに、すでに訓練資格を持っている犬をSiegerklasseに出陳するか、それともGebrauchshundklasseに出陳するかはオーナーの志向もありそうだが、このArosoの場合はそれとはどうも違うように思う。
というのもオーナーのBjarneさんはArosoと一緒にIPOの資格取得にむけて日々励んでいた。ドイツでは犬の訓練を飼い主が学べる環境が日本より整っているという話は、犬好きの人なら一度は耳にしたことがあると思うが、ボクサークラブには地域ごとにGruppeと呼ばれる支部のクラブがあり、決まった曜日には会員が集まって訓練を学ぶことができるという。とはいえ、高等な訓練(VPGやIPO)を全員が全員Gruppeで開かれる訓練会で取得することなど可能なのだろうか?という疑問を私は長らく持っていた。Bjaneさんはドイツ在住ではないが、ドイツの訓練や審査会にも精通しているようだったのでこの疑問を投げかけてみた。すると彼は、「ここヨーロッパでも訓練はプロのトレーナーに任せる人もいれば、オーナー自ら行ってる場合もあって、それは日本と同じで人それぞれだよ。」と答えてくれた。Bjaneさん以外にも、ドイツ在住ボクサーオーナーを含め3名がこの私の質問に対してまったく同じ返答をしているので、これもまたお国柄を問わず要はやる気やそれぞれの事情だけの問題のようである。このようにヨーロッパでもすべてのオーナーが訓練をするわけではない中、時間をかけながらも目標や夢を持って努力することはやはり素晴らしいと思う。











ちなみにBjaneさんは上の写真でArosoのハンドリングをしている人物ではなく、一番上の写真の右端に写っている黒いジャンパーの男性だ。彼はノルウェーのクラブで訓練を学ぶだけではなく、プロのドッグトレーナーが主催するヨーロッパ各地の訓練セミナーにも出席していて、年齢から考えてもずいぶんタフな人だと感心する。「私は長い道を歩いている。でもそれはとても楽しい道でもある。」そう語った彼は、今年4月にArosoと共に念願のIPO1に合格した。明後日から開催される今年のヤーレスジーガー展では、きっとGebrauchshundklasseに立つArosoの姿を見ることができるだろう。華やかな世界の裏には、彼のように地道な努力を積み重ねながら夢や目標に向かって愛犬と共に歩む姿があるのだ。




Karajan vom Schlingengrund / Siegerklasse Rüden gestromt V2





Nimbus vom Hanseatenhof / Siegerklasse Rüden gestromt V3





いつのまにか途中でハンドラーを交代していたのは日本でカリスマ的人気がある(男性ファン多し?)Faust犬舎のTorsten Lemmer氏。自身の繁殖犬や、所有犬もしくは過去に所有していた犬と関係のある犬を、彼のような著名なブリーダーや愛好家が務める姿も数多く見られた。だからオーナーが誰なのか一見わからないことも多い。


 


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